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SpikeDB: DMS (Deep Mutational Scan) of Spike




               
               



SpikeDBは新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の変異によって生じる感染性の変化、さらに免疫逃避性やACE2との親和性、タンパク発現量の変化をに関してデータを提供します。これはDeep Mutational Scan (DMS)と呼ばれる1アミノ酸変異を全て網羅したライブラリによるスクリーニング結果に基づいています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は変異株の出現によりパンデミックが継続しています。今後も新たな変異株が出現してくることが予想されますが、このデータベースの情報により、ウイルス変異の危険性の予測が可能になり、また今後のワクチン戦略や治療薬の評価にも応用が期待されます。

SpikeDBは大阪大学微生物病研究所により運営されています。


  • ACE2 binding affinity
  • Immune escape



  • オミクロン株の変異部位データ



  • 南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新しい変異株(オミクロン株)のアミノ酸変異による感染力の変化を左に示しました。横軸が変異部位で縦軸が各アミノ酸変異による感染力の変化で赤が感染力の増強、青が減弱です。RBDにある15変異のうち8変異で感染力が増強し、NTD領域の変異でも増強している可能性があります。



    © 2021 Department of Genome Informatics; Research Institute for Microbial Diseases; Osaka University